隠す収納から魅せる収納まで
「収納」のプチリフォーム
アイデア次第で収納の可能性は無限大。隠すのか、あえて見せるのか、その場所ごとのベストな形を導き出すのは、スウェーデンハウスリフォームの腕の見せ所でもあります。
デッドスペースだったところをうまく使ったり、欲しい場所に上手につくったりするだけではなく、魅せ方もいろいろ。ちょっとした壁紙使いでもコーディネートの幅は広がります。
使い勝手の良いキッチン収納計画のポイント
食器やカトラリー、調理器具に家電、食品ストックなど、家の中でもモノに溢れたキッチン。
「収納」というと隠すことばかり考えがちですが、あえて見せることでそれがインテリアの一部となり、ほどよく力の抜けた楽しい空間を作ることができます。
お気に入りの北欧食器や雑貨をディスプレイできるようにしたキッチン。
季節ごとにアイテムを入れ替えるなど、楽しみ方も広がります。
上部の吊戸棚をなくして、オープン棚にしたキッチン。
ふきんやビニール袋、ラップやキッチンペーパーなど、調理中に頻繁に使うものを置いておくスペースにしたことで、利便性が高まりました。
オープン収納でも、リビング側からは見えない位置に設置されているため、すっきりした空間に仕上げられています。
パントリーとゴミ箱スペースの計画がキッチン収納リフォーム成功のカギ
キッチンのリフォームを検討する際、考えておきたいのがパントリー(食品庫)とゴミ箱を置くスペース。
最近では、可動棚や引き出せるバスケットなどが組み込まれたシステム収納ユニットなども多く、ライフスタイルにあわせてセレクトできます。
レンジや炊飯器、コーヒーメーカーなど、家電を収納できるユニットも。コンセントが内部に設置され、すっきり見せられるように工夫されています。
リビングダイニング側にも収納スペースを設けておくと、グラスやお茶の道具などをすぐに取り出すことができて便利。
シンク下やコーナーなどを上手く使って、ゴミ箱を置くスペースを作っておくと、使い勝手の良いキッチンにすることができます。
洗面脱衣室の収納のポイント
着替えや洗面、メイク、洗濯など、さまざまな動作を行う洗面脱衣室。
限られたスペースにもかかわらず、リネン類や家族全員分のオーラルケア用品、メイク用品、洗剤など、収納するアイテムの種類も量も多い場所です。
朝の忙しい時間帯に手早く身支度を整えなければならなかったり、家族交代で使わなければならなかったりするスペースでもあるので、収納場所の位置と取り出しやすさが重要なポイントになります。
オープン棚を取り付けて、バスケットなどを使って上手く目隠しするのも使いやすさを優先したアイデア。
洗濯機まわりもちょっとした棚があると、洗剤などを置けて便利。
オープン棚に、あえて何も置かないスペースを作っておくと、入浴時に着替えを置いておくことができます。
脱衣かごやリネン、下着類の収納スペースには、ロールスクリーンを付けて、さっと隠せるようにしておくと、すっきりとした洗面脱衣所になります。
壁面収納ユニットを活用してウォークインクローゼットを
寝室の一角にあると便利なウォークインクローゼット。
壁面収納ユニットを上手く組み合わせ、可動棚にしておけば、収納したいものが変わったときに棚の高さを変えることができます。
収納内部のアクセントクロスで遊びごころを持たせたスペースに
クローゼット内部の壁紙をお気に入りの柄にして開けたときに見えるようにすると、収納内部をきれいにしておきたいという気持ちが生まれ、整理整頓に役立つという効果も。
リビングなどオープンスペースの壁面収納は、壁にしっかり固定するため地震対策にもなるほか、天井の高さまで収納スペースを広げることができ、置き家具と比べて収納力がアップします。