魅せる窓辺を演出
「窓まわり」のプチリフォーム
外から見える窓辺をどう演出するかはセンスの見せどころ。カーテンやシェードは意外と大きな面積をとるので、インテリアの要にもなってきます。設置場所の方角などで変わってきますが、太陽光の影響を受けやすいので、色褪せや汚れ、ほつれが気になり始めたら交換のタイミング。この機会にお気に入りのファブリックで大胆に仕立ててみては。
デザインをタペストリーのように見せられるローマンシェード
ローマンシェードとは、1枚に仕立てた生地を昇降器具に取り付けて、上下に開閉するタイプの窓装飾のこと。
日差しの入り具合を調整したり、高い建物からの視線を遮ったりするのに向いています。
ウィリアムモリスのケルムスコットツリーをローマンシェードに。
室内のグリーンとも相性が良いばかりでなく、陽の当たり具合を調整することもできます。
生地幅を超えるような大きな窓にローマンシェードを仕立てる場合、2枚の生地の柄をあわせて仕立てることも。
こちらはJobs(ヨブス)のTrollslandaという、青トンボと豊かな自然がデザインされた生地を、ローマンシェードとカーテンに仕立てた空間です。
同じ生地でも、仕立て方で雰囲気が変わります。
仕立て方法を決める際、柄の大きさやリピート(モチーフの繰り返し)、生地の素材に合わせて選択すると、デザインの魅力を引き立てることができます。
カーテンの仕立て方のポイント
カーテンはヒダ倍率により、イメージが左右されます。
デザインを活かしたい場合は、フラットカーテンや1.5倍ヒダのドレープ、素材の質感を愉しみたい場合はボリュームが出る2倍ヒダのドレープカーテンがおすすめです。
寝室には窓側に遮光カーテンをあわせて、快適な睡眠環境を整えることもできます。
ファブリック以外のウィンドウトリートメント
木の風合いを活かした内装には、ウッドブラインドもおすすめ。
目隠しのウィンドウフィルムを使いつつ、プランターを飾る部分だけ切り抜いて見えるように。
目からウロコのアイデアです。